表妙義 山行記録(白雲山1103m)
日時: 09年4月4日(土)晴れ時々曇り
メンバー: 関、楠田、内田、高柳
ルート: 妙義神社→天狗岳→相馬岳→バラ尾根(茨尾根)→ホッキリ(堀切)→中間道→妙義神社(8時15分~14時30)
白雲山は天狗岩、相馬岳を総称しての山群のようであるが「コンサイス日本山名辞典」(三省堂)では相馬岳と白雲山とは別名表現になっている。
しかし、実際に登ってみると「白雲山」は存在しなく「天狗岳・相馬岳」であった。
インターネットHPでも随分この間違いで記録されている。
6時に武蔵小金井駅に集まり、楠田さんの車で松井田妙義に向かう。
言わずと知れた関越高速は1000円設定で、所沢~松井田妙義は1650円と随分安い料金に変わった。
松井田妙義で降りて妙義神社前の「道の駅」の駐車場端に車を止める(08:00 無料)。
ゆっくりと支度をして8:15分に駐車場をでる。
妙義神社は08年9月の台風で裏山の山林が大きく損傷して、本堂も被害を受けて現在は修復の真っ盛り中。
修復中の神社も、山肌に無造作に倒れたままの大木も(樹齢1000年の杉もあるが・・)片付作業に追われていた。
本堂の脇から白雲山への登り口表示が出ている。この、上級者ルートとされるルート全体には地元有志であろうか、標識や表示が丁寧にルート案内を行っており、ルートミス防止が徹底されている。それでも遭難事故は多いのであろう。
白雲山にむかう途中で「大の字」の見晴らし台で景観を楽しみ、休憩をとる。
大の字を過ぎた先で、中間道に降りる道と白雲山に向かう分岐(辻)となり奥の院への方向をとる。
このルートに入ると道はバリエーションと云われる山歩きとなって鎖はついているが岩登りの経験がないと厳しいと思われる。
奥の院を見て、いよいよ鎖場。この妙義山の岩はホールドが多く至る所で勝手に掴まれるので見た目より多少は・・・・
それでも斜面は急で、場所により足元がスッパリと切れているので落ちると大きな事故になることは必死でスリリングでもある。
木の根もうまい具合にルート上にある。
これらを適当に利用しながら玉石を通過・・「大のぞき」に出て妙義山全体の奇怪な山容を満喫。
玉石から天狗岳、相馬岳へのルートは全般に大きく迂回する方法がとられている。
このルートを開拓した先達の苦労が偲ばれる。
天狗岳から相馬岳に行く途中でルート確認の時間を多少要した。
相馬岳は見えているのだが双方の山が大きく切れているのでルートが反対方向に進むかのようでその確認が必要だった。
玉石当たりで先を譲った単独行者が相馬岳へのコルを歩いているのが見えた。
時間をロスしても標準時間内で歩けているのは力がそろっているのが要因。
相馬岳への上りは堆積した朴の落ち葉?が滑りやすくしている。
北側斜面には所どころ雪が凍って残っている部分も見えた。
相馬岳山頂着11:30。ちょうど腹も空き、疲れも出ているので昼飯とする。
相馬岳で先ほどの単独行者に写真を撮ってもらった。われわれの前後になっている2人の若者(社会人4年目、上尾住民)も後から来た。元気のいい若者であった。
昼飯のわずか20分ほどの休憩でも体が冷えてくる。
山頂を離れてバラ尾根からホッキリの分岐に向かう。時間は90分を予定。
相馬岳への途中で今日の山行中、一番の難所といわれる「鷹戻し→(金洞山」」をやめてホッキリから中間道に戻ることにしていた。
疲れで万が一に鎖から体が外れての事故を考えての変更だ。
相馬岳からの下りはすごい下り、下り、下り…でそれも荒れている。
滑りやすくて、急坂で、随所に岩場もあり慎重に木や枝や根っこに掴まりながらの下降であった。この急坂を越えると10mほどの土と岩の壁が塞ぐように待っていた。
ホールドが沢山あるので難しいのぼりではないが、後ろは切れ落ちて、落ちたら百メートル以上は落下するであろう。
天気を考えて今日の山行にしたとはいえ、天候に恵まれたことにも感謝である。
雨天時での歩きはこのルートを数倍難しくするであろう。岩は滑りやすく変わり、寒さで手が凍える、山肌の土は泥になり容易ではなくなるであろう。
ホッキリ(堀切)で休憩(13時)。
ここから中間道までは15分であった。この直線的な下降も予想以上だった。
中間道に出ると家族連れのハイカーに出会ったりして今までの空気とガラリと変わる。
よく整備された関東ふれあいの道をゆったりと歩いて妙義神社着は14時30分であった。
神社に着いて、山から引いた水で渇いた喉を潤すとやっと人心地がついた。