奥多摩の登山事故から学び「自分の弱点を強化しよう」
奥多摩の登山事故から学び
「自分の弱点を強化しよう」
関 哲夫
東京のアウトドアのメッカとも言われております奥多摩は、雲取山をはじめとして休日には多くの登山者が楽しんでおり、年々増えている傾向にある。
私たちもホームグランドとして日頃からお世話になっている山々でもあり、慣れ親しんでいる山域でもあります。
この奥多摩において登山愛好者の増加に伴い山岳遭難事故の発生件数が右肩上がりの傾向を示しているとのこと。
奥多摩における山岳遭難事故から私たち登山者自身が一人ひとり何かを学ぶこと大切であります。そのことが今後の登山活動に生かされていけば安全で楽しい登山が出来るものと思います。
奥多摩における平成20年に発生した山岳遭難事故発生件数(救助隊資料)
原因別
原 因 |
件 数 |
人 員 |
道迷い |
11 |
15 |
転倒 |
8 |
8 |
転落 |
8 |
8 |
病気 |
6 |
6 |
滑落 |
2 |
2 |
不明 |
1 |
1 |
受傷別
程 度 |
人 員 |
内 訳 |
死亡 |
5 |
不明1 滑落1 病気2 転落1 |
重症 |
10 |
転倒7 転落3 |
軽傷 |
8 |
|
無傷 |
17 |
|
年齢別遭難者数について一覧にしていませんが、全国的な統計によると登山事故の中高年登山者(統計的に何歳からを対象にするかにより差が出る)がしめる数は約80数%以上とのデータもあるようですが、奥多摩においては50歳以上を対象にすると52%と半数以上が中高年者による事故となっております。
奥多摩における登山事故の特徴として
◎ 登山に必要な体力、持久力の不足により、下山時に石につまづく等、転落する事故
◎ 急変する山の天気等、自然の脅威に関する知識不足による事故
◎ 道に迷いビバークの際、サバイバル技術の不足による事故
◎ 何事もリーダーまかせの「他人依存型登山」による事故
山岳救助隊からの資料を参考にさせていただきましたが、私たち登山するものにとって少しでもこの中から自分にとって参考になるものがあり、何かを感じ取っていただき、そして、何かの行動を起こしていただければきっとこれからの登山活動が楽しいものになっていくものと思います。
危ない登山者と言われているのは、お客様タイプ「連れて行ってもらえれば・山にいければそれでいい・リーダーは案内人」 自己中タイプ「私は事故など起こさない・私は危険なところには行かない・ 山の技術など面倒くさい・自分が楽しければそれでよい」など危ない登山者にはならないように。
奥多摩の安全登山のため
低い山だから
日帰りだから
今まで大丈夫だったから
みんなと一緒だから
自分は大丈夫
自分に限っては
と言った安易な考えは捨て、しっかりした計画で楽しい登山をしましょう。
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