倉沢谷(奥多摩 日原川)
☆日時 09.06.27(土曜日、快晴、気温30℃オーバー)
☆メンバー 青柳、高柳(2名)
今年初めての沢登りは前から挑戦したくネットで情報を得ていた倉沢谷とした。
倉沢谷は蕎麦粒山直下に入る沢で水量も多く(泳ぎの沢)、短時間(2時間半余)で登れ、山頂に達せるレベル1級(初心者用)の沢である。
このところ膝の調子が良くない状態(痛み、腫れ)が2か月余続いて残念ながら山は遠くなるばかりであった。
それでも治すに日常生活はアイシングを朝・晩毎日行い、膝負担を減らすのに好きなランニングを中止、負担の多いスクワットなどもやめたことで回復の兆しが自覚されつつあった。
今日は沢には最高の天候。
雨が降る心配はなく、気温もこの夏一番の30℃を超える正に沢日和。
奥多摩駅行きのホリデー快速に国分寺8:05に乗って奥多摩駅には9:15着。
9:31の東日原行は臨時バスも含めて満員状態で、雲取山方面もたくさんの登山者。
川苔橋でほとんどが降りる。逆川にいく人たちも少なからず見られる。
「倉沢谷」はわれわれ2名が下車しただけ??? で拍子抜け!!
バス停の近くの道路わきで沢の支度を整え、林道の柵から急斜面を木にすがりながら倉沢谷に降りる。
明るい沢、澄んだ水、水量も多く素晴らしい沢歩きが期待できそうである。
この沢をトップで歩けることも気分良くしている。さっそく現われたS字の短い淵。
胸まで水に浸かって通過。ザックが浮き袋になってふわ、ふわ??
ヒヤッとした水の冷たさもこれから現れるナメとゴルジュに期待と興奮を抱かせる。
しばらくは何でもない河原歩き。
透き通った水の中を歩く久しぶりの沢歩きを満喫しつつ・・・
20分ほど歩いたか、岩にのって川底に横たわる石を見て軽く飛び移り、正面の大石に左手を着けた途端、痛みは全くなかったが、指間接の外れるパキッという嫌な感覚を持った。
すでに手を見なくとも指の異常は知れた。
左手薬指が70度左横に折れて小指と交差している。
青柳さんに指の異常を見せ、沢の中止を決める。
沢を下るより林道めがけて登ることにしてズルズルの急斜面に取りつく。
右手だけで登るのは厳しいが上に出ないことにはどうしようもない。
歩けるだけでも「良」としよう、林道に出るまでの時間は長く感じたがマジ真剣であった。
できるだけ手を使わないで上がれるルートを見つけながら‥であった。
林道を下りながら倉沢バス停付近で事情をお話して車を捕まえ、奥多摩病院に直行しよう、と決まった。
沢支度を解く前に直ぐに車=タクシーが来た。沢靴は泥で真っ黒。
青柳さんが事情を告げて、また車内が汚れることも気持ちよく了解いただき、荷物は青柳さんにお願いして乗り込む。
タクシーも奥多摩町までの下り道をかなりのスピードで下ってくれた。
奥多摩病院に着いて窓口で整形外科をお願いしたが土曜日で宿直医師は内科の先生だけであった。
診れない、とのことで断られる。これも仕方ない。
そこで近くの整形外科の病院紹介と、今からの治療ができるかを確認してもらう。
(土曜日で午前中だけが営業時間?)
古里診療所が“大丈夫“なことを連絡で知って、再度タクシーで古里に移動する。
その前に奥多摩病院で(お願いして)ビニール袋に氷を入れていただき、アイシングしながら移動とした(この早いアイシングが腫れを抑え、内出血での見た目も良くしたので良い判断であった)。
古里診療所ですぐに先生(皆川医師50歳前後)に診ていただき、待つ間隔も少なく短時間(1時間)にレントゲン、麻酔注射、曲った指の矯正、指の固定を行い、治療は終わった。
1週間はできる限り指を動かさないように、など諸注意をいただく。
古里診療所は内科、外科、整形外科があり、万が一の事故には心強い診療所である。
沢を終えたら風呂とビール!!!がミンナすっ飛んでしまった。
痛めた指が治ったらこの沢にリベンジ! 否、再度挑戦させていただこう!?